社会福祉士(国家資格)に合格するまでの1年間の過ごし方

こんにちは、凛です。

私は2018年度の社会福祉士国家試験に合格することができました。社会福祉士の試験に合格するまでの1年の道のりを書いていきます。

社会福祉士とは

いわゆる「ソーシャルワーカー」と呼ばれる社会福祉専門職の国家資格です。身体的・精神的・経済的なハンディキャップのある人から相談を受け、日常生活がスムーズに営めるように支援を行ったり、困っていることを解決できるように支えたりすることが主な仕事となります。また、他分野の専門職などと連携して包括的に支援を進めたり、社会資源などを開発したりする役割も求められます。地域を基盤として、さまざまな場所で活躍しています。(中央法規サイトより引用)

資格は国家資格です。合格率は毎年30%前後を推移しています。合格点数はその年によって変動していますが6割(150点中90点)をとれば合格できると言われています。

私が受験した2018年度の第31回試験は89点が合格ボーダーラインでした。だいたい6割程度ですね。

試験科目は19科目あります。広く浅く学ぶことが必要になります。

共通科目

試験当日は午前に問題を解きます。試験時間は2時間15分です。

人体の構造と機能及び疾病(7問)
心理学理論と心理的支援(7問)
社会理論と社会システム(7問)
現代社会と福祉(10問)
地域福祉の理論と方法(10問)
福祉行財政と福祉計画(7問)
社会保障(7問)
障害者に対する支援と障害者自立支援制度(7問)
低所得者に対する支援と生活保護制度(7問)
保健医療サービス(7問)
権利擁護と成年後見制度(7問)

専門科目

試験当日は午後に問題を解きます。試験時間は1時間45分です。

社会調査の基礎(7問)
相談援助の基礎と専門職(7問)
相談援助の理論と方法(21問)
福祉サービスの組織と経営(7問)
高齢者に対する支援と介護保険制度(10問)
児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度(7問)
就労支援サービス(4問)
更生保護制度(4問)

各科目0点をとってしまうと全体の得点が合格点以上であっても試験に不合格してしまいます。そのため0点科目を取らないよう苦手な科目もある程度は勉強する必要があります。また、就労支援サービスと更生保護制度については合わせて8問の中で1点とれていれば大丈夫です。

専門学校入学前

2018年になり、病院でMSW(医療ソーシャルワーカー)として部署移動しました。

2018年4月から社会福祉士の試験を合格するための学校に通うためです。

MSW等の相談員は資格がなくても仕事が出来る「名称独占」なのでまだ資格を持っていない私でも相談業務はできるんです。

勉強方法は通信と通学がありましたが、私は通学を選びました。

通信は自力で理解していくイメージがありました。

通学は授業時間が設けられているため半強制的に勉強をする時間が確保できると思ったからです。また、必ず1年で合格したかったという思いもあります。私が通学する学校は試験の合格率が80%以上でしたのでそれも通学を決めた理由のひとつです。

私は4年生の大学を出ているため通学期間が1年です。

<1年間の流れ>

4月~1月まで授業

2月の第一日曜日が試験

試験次の日から約1ヶ月実習

(相談業務の経験が1年未満の場合は実習があります)

実習終了後合格発表

授業スタート(4月〜8月)

昼間は仕事をし、そこから夜間学校に通う生活が始まりました。

相談員として仕事をしていましたが知識はほぼゼロからのスタートです。

仕事は8:45~16:00まで。

学校は18:10~21:20まで。

通学に約60分かかるため仕事を早くあがらせてもらっていました。

初めは慣れない人や環境でした。その分、私は目的は勉強だから友達を作らなくてもいいという気持ちでした。

週6日の通学だったため平日のみではなく土曜も通学です。

祝日も学校、ゴールデンウィークも学校、休めるのは日曜だけという状況でした。

その日曜も自主勉強をすると満足して休めた時は試験が終わるまでなかったのかもしれません。

授業後半(9月〜年末)

秋が近くなってくると模擬試験が始まります。

模擬試験は全部で4回受けましたが、4回とも90点前後だったため点数は伸び悩んでいました。

150点中6割(90点)がボーダーラインと言われている中で、90点前後の点数は不安でいっぱいでした。

前年度の合格点のボーダーが99点だったため余計に不安に感じてしまいました。

授業では相談援助実習が始まります。

クラス内でグループを作って話し合いや発表をします。また、ゲストスピーカーを呼び福祉についての話を聞く機会もあります。

クラスメイト間で話し合いをする時間が多くなり、ほぼ毎日顔を合わせるためクラス内で会話が増えるようになりました。

勉強以外の話もし、それぞれ気分転換になっていたように思います。

忘年会も開催しました。

試験直前(年末〜試験前日)

12月の下旬以降から授業時間が変わり夜間ではなく昼間の授業が始まります。(9:00~16:20)

私は休職し授業に出ていました。

授業が終わった後は学校に残り、自習室が閉まるまで勉強していました。

(だいたい21:00くらいまで)

勉強をいくらしても身についている感覚はなく、不安や焦りばかりが大きくなっていきました。

それでも不安をなくすようにするためには勉強をするしかないという気持ちで取り組んでいました。

試験直前2週間前は授業もなくなり、自習期間になります。

家で勉強をすることもできましたが、私は学校の自習室に行き勉強していました。

だいたい9:30~21:00くらいです。

私の他にも自習室で勉強をするクラスメイトが何人かいたので心強かったです。

試験当日から合格まで

試験の申し込みは学校が一括で行ってくれるため、試験会場の教室には名前の順でクラスメイトがいました。少し安心しました。

試験中は問題を解くことに集中していました。

クラスメイトと問題を出し合った内容もありました。この時は他の選択肢を吟味せずに解けたので嬉しかったです。

試験終了後は問題が解けた感じがせず不安でいっぱいでした。

感覚的ですが「落ちた、落ちた、、、」とばかり思っていました。

帰宅後わかる範囲内で自己採点をし、数日後再度ユーキャンで自己採点すると120点でした。

かなり驚きました。

今まで90点ほどしか模擬試験ではとれていなかったからです。

それでもまだ完全に不安は消えず合格発表を迎えました。

受験番号を探している間ずっと心臓がドクドクと大きく波打つのがわかりました。

受験番号を見つけ、何度も確認しやっと合格したと実感がわきました。

合格通知がが届いてみると結果は121点でした。

模擬試験の結果よりも30点高い点数合格できました(^^)

▼勉強方法についても書いています!